以前までのカーリースは、主に法人に向けてサービスを提供している業者がほとんどでしたが、現在では個人でも気軽にリースすることができるようになっています。
カーリースに参入する業者が増える一方で、個人でリースするにはどこがいいのか決められないという方も少なくありません。
そこで今回は、個人でリース可能なおすすめのカーリース業者をランキングにして紹介していきましょう。
この記事でわかる内容
個人でカーリースができる業者選びの3つのポイント!
個人でカーリースをする際は、以下の3つのポイントを意識すると、自分に合った業者を見つけやすくなります。
- リース可能な車種が豊富
- メンテナンスパックが充実している
- オープン・クローズドエンドかを確認する
では、それぞれのポイントについて詳しく解説していきましょう。
1. リース可能な車種が豊富
個人でリースするなら自分の好きなお気に入りの車を見つけたいところですよね。
そうなると、リースができる車種が豊富であればあるほど見つけられる可能性は高くなります。
リース可能な車種がどのぐらいなのかは、実際に店舗に訊くかWebサイトで確認するしかありません。
そのため、あらかじめ自分の乗りたい車種を絞っておく方がいいでしょう。
2. メンテナンスパックが充実している
リース契約は年単位になるため、契約年数と運転距離が長ければ長いほどメンテナンスが必要になってきます。
リース会社によってサポートしてくれるメンテナンスが違いますが、できるだけ充実したパックを選ぶほうが安全安心でドライブを楽しむことができるでしょう。
ちなみに、車のメンテナンスがどのような部分があるのかは以下を参考にしてみてください。
- 車検点検
- エンジンオイル
- オイルエレメント
- バッテリー
- タイヤ
- ブレーキオイル
- ブレーキパッド
- ウォッシャー液
- クーラント液
- エアコンフィルター
カーリースは以上のメンテナンス費を月額料金に組み込んで一定にすることができるので、急な出費が無くなり家計がスムーズになります。
カーリース執事
3. オープン・クローズドエンドかを確認する
運転に自信がある、できるだけ月額料金を抑えたい方はオープンエンド、運転に自信がない、料金のことを考えずに運転を楽しみたい方はクローズドエンドがおすすめです。
カーリース業者によっては、オープンエンドとクローズドエンドのどちらかでしか契約ができない場合があるので、しっかりと確認しておきましょう。
カーリース執事
カーリースの契約というのはオープンエンド方式とクローズドエンド方式の2種類あります。
オープンエンド方式は簡単にいうと契約者と業者間で残価の公開や設定ができる方式です。
車の価値が高ければ高いほど、契約中の総支払額は低くなるという仕組みです。
契約者も残価の設定に介入することができるため、残価を高く設定して月額料金を安く抑えるという方法もとれることもあります。
しかし、残価の責任は契約者にあるので、契約終了後に残価の差額があれば支払わなければいけないのはデメリットです。
一方、クローズドエンド方式は残価の設定・公開がない分、責任は業者にあたるので、差額の支払いは必要ありません。
個人でリース可能なカーリース業者を比較!
個人でカーリースすることのできる有名な業者をいくつかピックアップしました。
そこで、先ほどの業者選びの3つのポイントを比較してみましょう。
車種の豊富さ | メンテナンスの充実さ | オープン・クローズド | |
カーコンカーリース もろコミ | クローズドエンド方式 | ||
カルモ | クローズドエンド方式 | ||
コスモマイカーリース(旧コスモスマートビーグル) | 両方契約可能 | ||
オリックス自動車 | 両方契約可能 | ||
ニコリース | クローズドエンド方式 | ||
リボーンカーリース | クローズドエンド方式 | ||
琉球リース | 不明 | ||
西自動車商会 | 両方契約可能 | ||
JUCのカーリース | オープンエンド方式 | ||
コアラクラブ | 両方契約可能 | ||
アラジン | クローズドエンド方式 |
今回は少しシビアに比較評価をしたので、三角がついているからといっておすすめできない業者というわけではありません。
中には中古車専門の高品質リースをしている業者もありますので、もし時間があるのであれば、今回ピックアップした業者を見てみることをおすすめえします。
個人でおすすめのカーリース業者ランキング!
では、本題である個人でカーリースできるおすすめの業者をランキングにして紹介していきましょう。
どの業者がいいか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
コスモマイカーリース(旧コスモスマートビーグル)
- コスパよく乗りたい方におすすめ
- 人気車・新車リース可能
- 3種類のメンテナンスパック
- オープン・クローズド両方契約可能
- 走行制限距離も3種類から選べる
また、メンテナンスパックに応じてガソリンが最大5円/L値引きされるのもコスパ重視の方には嬉しいサービスといえます。
カーコンカーリース もろコミ(カーコンビニ倶楽部)
- 品質重視の方におすすめ
- リースできる新車多数
- メンテナンスパックは充実で明確
- クローズドエンド方式
- キズ・凹みクーポン付き
契約終了後にはそのままクルマがもらえますし、契約満了2年前から乗り換えることができる自由度の高さもあります。
カルモ
- 安さの方におすすめ
- 新車がメインのリース業者
- 3種類のメンテナンスプランあり
- クローズドエンド方式
- Web予約で最大32,400円割引
リースできる新車は若干少なめではありますが、Web上で契約を完結できる利便性も持っています。
個人で人気車種をカーリースする際の月額料金相場を比較!
個人でリースできるのはいいですが、どのぐらいの月額料金が知りたいという方も多いのではないでしょうか。
今回はランキングの3社を基にした人気車種のカーリース月額料金相場を比較していきます。
料金は7年でメンテナンスパックなしで算出しました。
プリウスの月額料金相場価格
プリウスは現在でも絶大な人気を誇る車種の一つです。
では、月額料金はどのぐらいになるのでしょうか。
コスモマイカーリース(旧コスモスマートビーグル) | 40,068円 |
カーコンカーリース もろコミ | 45,036円 |
カルモ | 43,513円 |
大体42,000~43,000円がプリウスの料金相場価格となります。
アクアの月額料金相場価格
操作性・燃費性も高いのがアクアの特徴といえます。
アクアの月額料金相場もみていきましょう。
コスモマイカーリース(旧コスモスマートビーグル) | 31,212円 |
カーコンカーリース もろコミ | 34,452円 |
カルモ | 33,264円 |
アクアの月額料金は大体32,000~34,000円となります。
ソリオの月額料金相場
ファミリーカーの中でも室内空間の広さで快適さを際立たせているのがソリオです。
ソリオの月額料金相場は以下となります。
コスモマイカーリース(旧コスモスマートビーグル) | 提供なし |
カーコンカーリース もろコミ | 28,944円 |
カルモ | 27,864円 |
ランキングの3社に加えて他社のソリオの月額料金を平均すると大体27,000~29,000円となりました。
ノートの月額料金相場
ノートの中でも今回は「ノート e-POWER」の月額料金を算出してみます。
コスモマイカーリース(旧コスモスマートビーグル) | 33,480円 |
カーコンカーリース もろコミ | 37,152円 |
カルモ | 35,316円 |
ノート e-POWERの月額料金相場は大体33,000~36,000円です。
N-BOXの月額料金相場
軽とは思えない広々とした室内空間がウリのN-BOXですが、カーリースをするユーザーも多いのが特徴です。
では、N-BOXをリースする場合の月額料金相場はいくらぐらいなのでしょうか。
コスモマイカーリース(旧コスモスマートビーグル) | 23,112円 |
カーコンカーリース もろコミ | 35,856円 |
カルモ | 26,881円 |
N-BOXの月額料金相場は大体23,000~26,000円となっています。
個人でカーリースをするメリット・デメリット
個人でカーリースをする場合にどのようなメリット・デメリットがあるのかを知っておく必要があります。
メリット・デメリットを理解することで、自分にとってカーリースを利用することに得があるのかわかるからです。
まずはメリットについてみていきましょう。
- 車にかかる月額の出費が安定する
- 乗り方次第で常に新車に乗ることができる
- メンテナンスや車検、税金などの面倒な手続き不要
カーリースのメリットともいえるのが、車にかかる出費を定額にすることができるという点です。
これは個人でカーリースする場合も変わらず、その費用の中にはメンテナンス・車検・税金も含めることができます。
また、業者によっては2年で乗り換えることが可能なところもあるので、常に新車に乗りたいという願望も叶えることができるのはかなりの強みといえるでしょう。
乗り換えに関しては乗り換え可能でおすすめのカーリース業者ランキング&安くするコツ!を参照してみてください。
一方、個人のカーリースはデメリットもあります。
- 自分の所有物にはならない
- カスタマイズ不可
カーリースはあくまで業者から車を借りている状態なので、所有権はあなたではなくリースしている業者です。
そのため、原則的に自分好みにカスタマイズすることはできません。
そのため、車をずっと乗り続けたい、自分の好きなカスタマイズを施したいと考えているのであれば、カーリースは向いていないといえるでしょう。
カーリース執事