カーリースは法人向けにサービスを展開している業者が多く、購入すべきなのかカーリースにすべきなのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで、法人向けカーリースのメリット・デメリットについて今回は触れていき、あなたの会社にとってカーリースを利用することが得になるのかを考えてみてください。
カーリース執事
この記事でわかる内容
法人向けカーリース最大のメリットは税金・保険も経費になること!
法人向けカーリースの最大のメリットといえば、なんといっても車に関わる税金、保険、メンテナンスといった費用もすべて経費として計上することができる点です。
メンテナンスリースであれば、車にかかるメンテナンス費用もまとめて経費として落とせます。
また、経理上で面倒な減価償却もカーリースでは考える必要なく月額料金をそのまま経費として落とすことができるので楽といえるでしょう。
それ以外にもメリットがあるので、それぞれ解説していきましょう。
車にかかるコストがわかりやすい
減価償却も考える必要なく月額料金が一定なので、車にかかるコストがわかりやすいという点もメリットといえます。
車を購入した場合は、車検や部品交換など月の費用が変動しやすいです。
その費用もまとめて月額に含んで一定の料金なので、わかりやすさでカーリースを選ぶという事業もあります。
メンテナンスが楽ちん
車を長期間使用していると、以下のようなメンテナンスが必要になります。
- 車検点検
- エンジンオイル
- オイルエレメント
- バッテリー
- タイヤ
- ブレーキオイル
- ブレーキパッド
- ウォッシャー液
- クーラント液
- エアコンフィルター
これらのメンテナンスは自分ですることなく、事前にお知らせが届いて指定の場所に持っていくだけなので、安全に運転できるだけでなく非常に楽ちんなのがカーリースの強みです。
常に新車に乗ることができる
事業によっては新品の車に乗って清潔感を保つことを重んじているところもあるでしょう。
そうなると、常に新車に乗ることができるというカーリースの特徴は、非常に嬉しいサービスといえます。
カーリースは大体3~9年のリース期間で契約を結ぶことができますが、中には1年未満の契約を結ぶことができる業者もあるのです。
カーリース執事
クルマの乗換え・返却も簡単
車を購入した場合に買い替えとなると、法人といえど手続きが面倒なのは言うまでもありません。
しかし、カーリースであれば乗り換え・返却も非常に簡単なので、手間を解消して人件費を削減することもできるでしょう。
法人向けカーリース最大のデメリットは制限走行距離があること!
一方、法人向けカーリースにはデメリットも存在します。
その1つ目が、制限走行距離が設定されているという点です。
特に長距離の運転をする頻度が多い事業の場合は、制限走行距離を越えないように注意をしなければいけません。
法人向けカーリース業者の多くは、相談によって制限走行距離を自由に設定することができるところもあるので、さほど心配する必要はないかもしれません。
カーリース執事
総支払額は購入・ローンよりも高い
カーリースをするときにかかる費用を総合すると、購入やローンよりも高くついてしまうことになるので、なるべく費用を抑えたいのであればカーリースはあまりおすすめできません。
あくまで利便性・簡易性を求めて車を利用したい事業にカーリースはおすすめできるということを理解しておきましょう。
途中で解約することができない
カーリースの契約は途中で解約することができないので、万が一車を使用しなくなったとしても気軽に解約ということはできません。
もし、解約をする場合は残った契約年数分の料金をすべて支払うことになるので、しっかりと予定を立てて契約期間を設定するようにしましょう。
リース車のカスタマイズ不可
リース車はあくまで業者から借りていることになるので、自分たちの都合のいいようにカスタマイズすることはできません。
カーリース業者によっては返却時に原状回復ができる程度であればカスタマイズ可能としているところもあるので、気になる方は必ず確認するようにしてください。